甲府青年会議所70周年特別企画

第07回 甲府JCが継続して行っている事業について学ぼう!

【裏千家と茶道同好会について】 

しばらく、河西副議長と武原幹事の担当が続いていましたが、久しぶりに大島から投稿します。

 青年会議所と関係の深い文化の一つに「茶道」があります。まずは茶道との関係についてのウンチクを少々・・・。いつかここに書いたことを後世のJAYCEEに使っていただける日がくることを願っています。

 中国からお茶が伝来し、日本に広まっていく中で和式の作法が形作られていった茶道、現在広まっているものの原型は千利休が完成させたとされています。その後「表千家」、「裏千家」、「武者小路千家」の「三千家」を代表に様々な流派が生まれ、日本文化として根付きました。

 昭和34年、その「裏千家」のトップである当時の御家元(現在は「大宗匠」)である千宗室(現在は「千玄室」)先輩が日本青年会議所第8代会頭を務めたことをきっかけに、各地の青年会議所でもお茶に触れる機会が増えていったようです。

 甲府青年会議所では、昭和38年に、当時の御家元をお呼びし、心身障害児のためのチャリティーイベントとして「慈善大茶会」を開催しました。高野孫左衛門先輩が出向先で御家元と親交を深め、そのつながりの中で実現された当時のビッグイベントであったと聞いています。そしてその後昭和45年までは「御家元を囲む『秋の大茶会』」という名称で数回茶会が開催されていました。

 また、昭和45年に、甲府青年会議所で茶道クラブが設立されました。昭和47年には裏千家淡交会の関東地区大会茶会で薄茶席を担当し、昭和48年には甲府青年会議所の納涼会において呈茶席を設け、昭和60年には、茶道クラブの創立15周年記念茶会も開催しました。一方、裏千家の直轄組織である「淡交会」の青年部が昭和42年に設立されました。甲府青年会議所と淡交会青年部が密接な協力関係を築いていく中で、茶道クラブとの境界が徐々に薄れ、甲府青年会議所茶道クラブの活動は休止していくこととなります。そして現在では、茶道クラブの存在自体も現役会員が知らない、そんな状態になっておりました。

しかし、皆さんもご存知のとおり、現在も甲府青年会議所と茶道との関わり自体は続いていますね!毎年京都会議の折には、理事三役が裏千家の総本部である今日庵(こんにちあん)を訪れています。また甲府青年会議所の新年会では淡交会山梨青年部の方々にご協力いただいて、お客様へお茶を振る舞っていただいています。その他、淡交会の新年行事「初釜」や各種記念事業にもお招きいただいています。

 そのような中、令和元年、事件は起こりました。淡交会の式典にいらっしゃった大宗匠から、同席した当時の理事長に対し「茶道同好会を甲府青年会議所で立ち上げてはどうか」とのお話をいただいてしまったのです。「YOUやっちゃいなよ」というジャニさんばりにお声がけいただいたそうです(同席者談)。当然、前向きに検討するしか選択肢はありません!そしてその後、令和2年にも、追い打ちをかけるように、今度は現在のお家元である千宗室先輩から当時の理事長に対し、「ぜひ甲府JC茶道同好会を立ち上げよう!」とのお声がけをいただいてしまいました。腹をくくり、重い腰を上げ、茶道との歴史を調べていくと、上に書いたように出てくるわ出てくるわ、長~~~く深~~~い茶道との関係。令和2年に立ち上げの準備を進めていき、70周年である令和3年を機に、同好会を立ち上げるということとなったのです。「立ち上げ」とはいっても、甲府青年会議所では茶道クラブがすでに設立されています。そのため、発会式ではなく「命名式」ということで、令和3年9月5日(日)に甲府の常盤ホテルにて、お茶会と式典を開催することになりました。御家元より「甲府青松会(こうふせいしょうかい)」という名称をいただく予定です。

 なかなか皆さんの知るところにはなっていませんが、実は現在、理事長専務をはじめとする有志の方々が毎週水曜日にお茶のお稽古に通っているんですよ。

 自分もお茶を点ててみたい!という方、日本文化に触れてみたい!という方、専務に「自分も参加したい!」とぜひ伝えてみてください。30年以上の時を経てリニューアルした茶道同好会のスターティングメンバーにあなたもなれるかも・・・!