甲府青年会議所70周年特別企画
第08回 甲府JCが継続して行っている事業について学ぼう!
【山の都ふれあいコンサート】
最後の例会も終わってはいますが、継続事業の紹介がまだ残っていますのでご紹介させてください。去る11月21日に開催された「山の都ふれあいコンサート」です。
皆さんが生まれる前の1976年に国連が1981年を「国際障害者年」と定める、と宣言しました。ざっくり言うと、「既に『障害者にも権利がある』と言ってきたが、実際のところそれが社会で実現されていない。ので、理念だけではなく実行する」という宣言です。
国際的にも権利が十分でなかった中、当時の日本における障害者の扱いがどうだったかと言うと・・・やはり十分ではありませんでした。肉体に障害があれば就業に多大な制限があり、精神障害であれば座敷牢のような部屋に押し込め、隔離していた家庭も実際にあったようです。20世紀後半の日本の話です。物理的にも精神的にもバリアフリーを目指す中で「障害者」という言葉も現在は「障碍者」等に変わっていますが、当時は様々な扱いにおいて「障害」となっていましたし、健常と呼ばれた人々との間に大きな隔たりがあったのが事実です。
山梨県でも国際障害者年に相応しい何かをやりたい、ということで、行政が相談を持ち掛け、ふれあいコンサートを開催したのが当時の青年会議所の先輩方です。第1回は1981年に開催されました。2021年は第41回、ちょうど経過年と合うので毎年やっていたのかなと思われがちですが、途中開催されない年があったり年2でやったりしたようです。ともあれ、現在は山の都ふれあいコンサート実行委員会に主体が移管され、今日までに41回のふれあいコンサートが開催されています。
当初は”障害者”から詩を集め、一般公募で曲を募集するという形での歌唱コンサートを行っていたようですが、今は詩も曲も対象を限定することなく募集しています。また、障がいのある方とそのご父兄、及びJC会員等一般で作り上げるミュージカルが開催されるようになっていまして、今では目玉の一つとなっています。
コロナの関係で昨年・今年とインターネット配信で開催され、JCとしても特定の人数でしか関われていないのですが、来年はそろそろ通常開催されるのではないでしょうか。「1度でも深く関わると、何かが芽生えて抜けられなくなる」ことで有名な継続事業です。2022年は9月に開催予定のようですので、ミュージカルの練習など、声がかかったら是非参加してみてください!
今年のふれあいコンサートの様子はこちら